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スタジオマーティ講師留学校・バレエ団紹介


スタジオマーティグループ講師留学校・バレエ団をより詳細にご紹介いたします。

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西田菜々子 Nanako Nishida


Hamburg Ballet School ▶長期留学校紹介

Hungarian Dance Academy


皆さまこんにちは。 

スタジオマーティ講師の西田菜々子です。

私の留学体験についてシェアさせて頂きます。参考にしていただけると嬉しいです。

私は中学3年生でHamburg Ballet Schoolに2年間留学し、その後3年間Hungarian Dance Academyに留学しました。

 

まずはHamburg ballet School について紹介させていただきます。

 

正直、私の1つ目の学校の選び方はかなり勢いで決めた。。。という感じです。

中学1年生でアメリカのキーロフバレエアカデミーに短期留学をして1日中バレエができる環境に感動しました。中学3年生は高校受験があるので私は時間がもったいない!勉強で時間を取られるくらいなら早く本格的なバレリーナになるためのトレーニングがうけたい!その一心で

中学2年のときは留学についての事で頭がいっぱいだったことを覚えています。

両親は私の曲げない性格をよく理解しているので私を信じて応援してくれました。

YAGPをきっかけに留学先を本格的に探しいくつかのスクールを訪問しHamburg ballet schoolに決めました。

私は中学三年生の時に6年生のクラスに入り、学校の中にある寮で韓国人のルームメイトと共に生活を始めました。

朝は語学の学校に通い、数学やドイツ語、英語や歴史などごく普通のお勉強をしました。

ドイツ語は英語で習うので英語ができる事が前提だったのでとても大変でした。私はコミュニケーションがしたい!!!だから絶対覚えてやる!と必死になっていました。(めちゃくちゃな言い回しでも恥ずかしがらずに喋っていました笑)

大体15:00には帰ってきて宿題や休憩をします。

レッスンが始まるのは夕方です。1~2クラスのみで土曜日だけ朝からバレエでした。

なので私の思い描いていたレッスンをいっぱいしてバレエ学校生!という感覚はあまりありませんでした。

6年生の12月のクリスマス公演では私たちは自分たちの振り付け、構成、音楽でパフォーマンスをしました。クラスメイトたちはどんどん振付のアイデアが出てくるのに私は全然出てこなくて初の振付に圧倒されたのを覚えています。日本ではあまりない”自分の意見を言う” ”意見交換”が沢山ありそのクラスメイトの意志の強さに焦りを感じました。

次の7年生になるためにはEXSAMがあります。私達は次の年で半分以下の人数になりました。新しく入ってきた人たちはPrix de lausanneから来る方ばかりでレベルが一気に上がります。

私は6年生のリピート+7年生をしていたので本当に毎日がバレエばかりの生活になりました。

朝から晩まで無我夢中でバレエ!思い描いた生活であったはずなのに身体はそうにはいかず・・・

怪我も多々するようになり正直2年目はあまり楽しい生活ではありませんでした。

私は16歳だったので通信高校の勉強も始まりました。学生なのでお勉強ももちろんしなければならい。その中でバレエも一日中。だんだんと精神バランスも崩れバレエ学校とはさようならをしました。私がこの学校で特に学んだことは“自分の身体・心と向き合う事”でした。ただバレエがしたい。バレリーナになりたいだけでなくどうなっていきたいのかもしっかり考えられるとより良い留学生活が送れると思います。

もちろん沢山のバレエ基礎、技術、コンテンポラリーなども習いましたが同時に海外で生活する事の対応能力も必要だなと思いました。

 

日本に帰国して身体、精神を整えオーディションを受けたのがHungariandanceacademyでした。

この学校の後に担任になって下さる先生のワークショップを受け最終日にオーディションがありました。

ワークショップの時点で何かは良くわからないのですがフィーリングが”あ!私この学校と合いそう。”と思いました。このときめきが必要だと思います。

高校2年の夏に2度目の年間留へ。

7年生のクラスに入りました。さらにはBAコースという英語で本格的に芸術や聖書、文化の違いなどについてお勉強もするコースにも入りました。

ちなみに年齢的にも寮が入れなっかたのでアパートを借りて一人暮らしをしていました。

 

この学校の良いところはとにかく舞台数が多いです。初めての舞台は入って1カ月目に地元のオーケストラと一緒にロミオとジュリエットをパフォーマンスしました。毎月のように舞台があり毎日が楽しくて仕方ありませんでした。

勉強は何とかなるさ!という感じで終始適当にしていた部分があったのでテスト前は本当に地獄でした・・・(笑)

年に1回校内コンクールや年に2回のEXSAMがあり常に毎回のクラス、自分のバレエ生活を大切に出来ていました。

朝は7:45~クラスがありバレエ、ポワント、コンテンポラリーなどがあります。リハーサルなどが大体13:30までに終わります。そこから校内にあるクラスルームに移動してお勉強をします。リハーサルなどがあればお勉強のあと18:00-20:00くらいまでして1日が終わります。大変だったのですがとても充実感がありました。

 

続く・・・

  

ノーザン・バレエ・スクール/Northern Ballet School

バレエとジャズのフォーカスに加え、多様なダンスの技術や知識を蓄え、即現場で活躍できるダンサーを育成。